現在の日本経済は長い間、成長が止まっている。
世界の国々は成長しているため、人によっては日本を発展途上国に落ちたと言っている。
確かに収入面でも逆転され、今後も上がる見込みが見えない。
多くの人が日本の未来に悲観するのは当然だといえる。
しかし本当に日本の未来は暗いのだろうか?
本当に復活の可能性はないのだろうか?
私個人として、復活の可能性はあると考えている。
ただ現状を続けるとしたら、日本の復活は不可能とも思っている。
では日本が復活するために必要なことはなんなのか?
自分がたどり着いた答えは非常にシンプルですが、
それだけでは意味を間違えて捉えられる可能性があります。
そのため回りくどい文章になっていることはあらかじめご了承願います。
日本経済が成長しない不思議
日本経済が成長していないことについて、このように考えたことはないだろうか?
「なぜ日本だけが経済成長しないのか?」
多くの人が日本経済が成長しない理由を語っているが、
日本経済だけが成長できない理由を語っているものはない。
少子高齢化?
日本人の能力の低下?
日本の政治家の問題?
このようなことが理由だとすると、日本人の能力は世界最低だということになる。
もちろんそんなことはない。
どの理由もバブル崩壊後の成長率減少の要因にはなっても、
成長率ゼロの要因にはならない。
そのように考えると、
バブル崩壊後の日本経済が成長しない理由は別のところにある。
この流れで考えると、1つの仮説が浮かび上がる。
多くの人はバブルが崩壊したから日本経済がダメになったと考えている。
しかし逆ではないだろうか?
バブルが崩壊するような考え方を日本がしてしまったため、
バブル崩壊後の日本経済は成長しなくなった。
このように考える方が自然だ。
ではバブルが崩壊するような考え方とはなんなのか?
ここから具体的な説明に入ります。
参考までに著者の経歴を書きますと、
高卒で、経済学も政治学も正式に学んだことはありません。
そのような著者が本やネットから得た情報をもとに組み上げた考え方です。
そのため難しい理論などは使っていません。
誰でも知っているような当たり前の情報を、深堀りした結果が今回の記事になります。
バブルが崩壊した考え方とは?
結論を書く前に確認しますが、今の日本は間違っているのでしょうか?
経済成長している世界の国々は正しいのでしょうか?
私はそうとは考えていない。
むしろ日本だけが正しいとすら考えている。
日本は正しい考え方にシフトしたためバブルが崩壊し、経済成長が止まっている。
世界は間違えた考え方を継続しているため、経済成長が続いている。
おかしな主張に見えますが、
これから記載する結論の前に、このことは理解していただきたい。
私が経済成長のために主張する方法は、決して正しいとは考えていない。
ただ世界に合わせるために必要であると考えている。
ここで私がたどり着いた日本経済を成長させる唯一の方法を記します。
「お金の価値を下げ続けること」
この結論を見た人のほとんどはバカにするか、もしくは批判すると思います。
数年前の私も同じでしたので、むしろ当然です。
しかしこのことを忘れたためバブルは崩壊し、
日本経済のゼロ成長は続いているのです。
ここからは、なぜこの結論にたどり着いたかを説明していきます。
お金の価値を下げるとは?
「お金の価値を下げる」とは私の表現ですが、同じ意味でよく聞く表現があります。
それは「物価高、インフレ」のことです。
分かりやすく言えば、インフレをしなかったから日本経済は成長しなかったのです。
これは政府見解と同じであり、現実の経済は成長していない。
また物価高によって、国民が苦しんでいるのも理解している。
ここで批判するのは待ってほしい。
私はインフレが必要だと考えているが、ただインフレすればいいとは考えていない。
日本の本当の問題はインフレしなかったことではなく、
経済成長とインフレの本質を理解していないことにあるのです。
その本質とはなんなのか?
キーワードは次の3点。
1)お金の価値の考え方
2)税金の考え方
3)国の財源の考え方
ここからは3点のキーワードを中心に話を進めていきます。
まず「はい」か「いいえ」で答えられる簡単な質問を考えて下さい。
1)お金とは、お金そのものに価値がある。
2)税金とは、国の収入である。
3)国の財源とは、税金と土地や建物など資産の合計である。
どうでしょうか?
おそらく答えは全て「はい」だと思います。
しかし私の考えは違います。
答えは全て「いいえ」です。
お金の価値とは?
「お金には価値がある」
一般的にはそう考えられています。
もちろん物の購入やサービスを受けられるため、お金には価値がある。
ただ私が問いかけたいのは「お金の価値」ではなく、「お金そのものの価値」です。
ここで考えてほしいのは、現代の紙幣と過去の金貨・銀貨の違いです。
金貨・銀貨はお金として利用できますが、
たとえお金としての価値を失っても金銀としての価値が残ります。
現代の紙幣はどうでしょうか?
お金としての価値が失われれば、ただの印刷した紙にすぎません。
昔の金貨・銀貨の価値は、それぞれの含有量によって決まっていました。
金銀は確保できないが貨幣を増やしたい場合、含有量を減らすしかありません。
その結果、貨幣としての価値がどんどん下がっていくという末路をたどります。
では現代の紙幣はどうでしょうか?
含有量というものは存在せず、ただ紙に数字が書かれているだけです。
では紙幣の価値を確保するために必要なものはなんなのか?
次からキーワード別に説明していきます。
税金とはなんなのか?
「税金とは国の収入である」
この当たり前の考え方を私は否定します。
なぜ否定するのか?
それは江戸時代までの米を年貢としていた時代と、
現代のお金を税金として収める違いを考えた結果になります。
まず米を年貢としていた時代を考えていく。
読者は、国もしくは統治者目線で考えて下さい。
この時代の経済のスタート点はどこでしょうか?
私は米を作ることから始まると考えます。
米を作らなければ、年貢として徴収できない。
米を徴収するだけでは食べることしか出来ない。
米を売却してお金を確保しなければ何も出来ない。
こう考えると、米の収穫量が全てとなる。
もし収入を増やそうと思えば下記が必要。
1)作地面積を増やす
2)作地面積辺りの収穫量を増やす
3)税率をアップする
4)米以外の収入源を確保する
非常に分かりやすい考えです。
個人や会社、地方財政などもこれに当たります。
次に現代の税金を徴収する場合を考えていきます。
現代のスタート点はどこでしょうか?
税金を徴収することでしょうか?
その場合、徴収するお金はどこにあるのでしょうか?
答えは簡単ですね。
スタート点は「お金を発行する」ことです。
お金を発行するために、国債などを発行する必要があるでしょうか?
その場合、国債を購入するお金は誰が持っているのでしょうか?
このように考えると、最初のお金を発行した時、
具体的な財源は存在せず、信用しか存在しなかったのです。
税金とは、国が発行したお金を徴収しているだけ。
導かれる答えは、税金とは「収入」ではなく「回収」にすぎない。
国の財源とはなんなのか?
税金が国の収入ではないとすれば、国の財源とは何か?
私の答えはこうだ。
「国の財源とは、国の供給力である」
正直、このように書いても意味が分からないと思います。
ここからは少し深堀りしていきます。
国がお金を発行する場合、問題になるのはなんでしょうか?
それは「お金を使いたいと思うのか?」
なぜ1万円に価値はあるのでしょうか?
それは1万円分の物を購入できたり、サービスを受けることが出来るからです。
では100万円はどうでしょうか?
1億円はどうでしょうか?
金額が上がっても、お金は価値を持ち続けます。
なぜか?
日本にはその金額に見合う物やサービスが存在するからです。
もし日本に欲しい物や受けたいサービスがなかったとしたらどうなるか?
その場合、1億円持っていても価値がありません。
すぐ1億円を売却し、他国の通貨を手にいれるでしょう。
このように考えていけば、国の財源(使えるお金)とは、
「国の供給力」という考えを理解できるでしょう。
結論
日本経済を成長させるには、「お金の価値を下げ続けること」
そして3つのキーワードについて説明してきました。
ここからはそれらを結びつけた結論を書いていきます。
お金の価値を下げるために必要なことはなんでしょうか?
それは「お金の絶対流通量を増やすこと」です。
もちろん、ただお金をバラまけばいいのではない。
大切なのは価値を生む支出をすること。
具体的に言えば、公共事業によって価値を生みながらお金を国民に行き渡らせ、
流通量を増やしていく。
そのため何かを行う時に考えるべきは、
「財源があるか?」ではなく、「支出が価値を生むか?」
国民の収入が増えれば、自然と購買力が上がる。
それは需要の増加を生む。
需要が供給を上回れば、自然と物価は上がっていく。
イコールお金の価値が下がっていく。
これが経済成長の本来の形。
対して現在の物価高はどうか?
世界の物価高に合わせて、日本の物価も上がっている。
個人の収入が増えていないのにも関わらずだ。
さらに財源不足を理由に増税を進めている。
結果、国内のお金の流通量が減り、日本経済の成長を阻害している。
インフレにもいろいろなパターンはあるが、今のインフレが最悪なのがよく分かる。
ここまで来ると、税金は収入ではなく「回収」と言った意味が分かってもらえると思う。
税金の目的とは、市場に出回ったお金の流通量の調整である。
「財源確保のために増税を行う」というのは、根本的に間違っている。
しかし多くの日本人は、困っていても「仕方なし」として受け入れる。
まず日本に必要なのは、この当たり前の意識改革である。
いろいろ書いてきましたが、まだまだ具体性に欠けると思います。
次回からはもっと具体的なテーマに合わせて今回の考え方を当てはめていきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。